どこかにあるはずだと思って探していました。
そしてついに妻の実家の納戸から発見されました。
3つのダンボール箱の中には、私の、それから妻、妻の妹のLPレコードがたくさん入っていました。
その中から見つけ出した加藤和彦のLPレコードが全部で7枚。
1979年の『パパ・ヘミングウェイ』から1984年の『ヴェネチア』まで。ソロ活動をしていたときのものです。
私が加藤和彦を聞き始めたきっかけはYMOでした。
当時、世間ではYMOが流行っていて、私も好きでした。
だからといってYMOのLP買うのもちょっとアレかな [:波線:] なんて思っていたところ、雑誌の新作LP紹介で加藤和彦の「うたかたのオペラ(1989)」の記事を見つけました。
詳しい内容は忘れましたが、すばらしい作品だとかなんとか書いてあったと思います。
当時まだ東西に分裂していたベルリンのスタジオで、加藤和彦とYMOのメンバーが豪華なミュージシャンといっしょに作ったアルバムです。
当時は「時代の20年先をいく音楽!」とか言われていました。
おかげでヒットすることはありませんでした。
この頃の曲をCD化したベストアルバムを一枚持っていて、それは携帯に入れて夏の徒歩通勤の時に聞いていましたが、アルバム一枚通して聞きたいなと思っていました。
そんなことを思っているときの今回の訃報でした。
見つけ出したアルバムを家に持って帰ってきましたが、ここで大問題!
LPレコードを聞く手段がありません。
当分は歌詞カードを眺めて過ごそうと思います。
もともと私は加藤和彦さんのことはあまりよく知りませんでした。
オットと知り合ってから聴くようになったんでした。
オットと知り合ってから聴くようになったんでした。
先日BSで追悼番組として、2002年の坂崎幸之助さんを迎えての新制フォーククルセイダースのライブが放送されていました。
加藤和彦さんはステージですっごく楽しそうに演奏していました。
観ているうちに泣けてきました P67