中米エルサルバドルから、ちょっと珍しいコーヒーの到着です。
なにが珍しいかというと、その精製方法です。
収穫されたコーヒーの果実の果肉を除去してその内側のヌルヌルした物質を取り除き、種子つまりコーヒー豆を取り出すのに大きく分けて二つの方法があります。
ウォシュト(水洗式):機械的に外皮と果肉を除去した後、水槽に2 [:波線:] 3日浸けて発酵させて種子を取り出す。
ナチュラル(乾式):ブラジル、エチオピア、イエメン、インドネシアなどで、一部採用されている。収穫された果実を乾燥場に広げ天日に干し、完全に乾燥した果実から機械的に果肉を取り除く。
どちらが良いとか悪いとかではなく、それぞれに良さがあり、味わいも変わってきます。
そこで、今回入荷したエルサルバドル サンタ・リタ農園ナチュラルは、エルサルバドルでは珍しいナチュラル製法のコーヒーです。
ナチュラル製法だからなのかどうなのか定かではありませんが、香りがとってもフルーティーです。甘酸っぱくでワインのようでもあります。飲むと、これまたワインのような酸味が広がります。
酸味がキライ!って方は多いのですが、たぶん美味しい酸味を経験されていないのでしょう。そんな方にぜひサンタ・リタ農園ナチュラルをおすすめします。
コーヒーらしくないコーヒー、新しい発見があるかも?
文字だらけの麻袋です。
「WATARU」は「わたる」さんではなく、輸入商社のワタル株式会社のことです。
「KOBE」は入港した港だと思います。
他の麻袋に「NAGOYA」「WATARU」と書いているのをお客さんが見て、「名古屋 亘さんってだれ?」と尋ねられたことがありました。