行ってきました、井上陽水。3年連続。
「40th Special Thanks Tour」と題されている通り、デビュー40周年とのことです。春から始まったツアーがようやく札幌までやってきました。
【Happy Birthday】【青空、ひとりきり】で幕を開けました。少々後ろのご夫婦の手拍子が気になりましたが、こんな調子じゃ最後まで持たないだろうと気を取り直し、歌に集中することにしました。
「私は井上陽水の名前でデビューする前は「アンドレカンドレ」という芸名で【カンドレマンドレ】という歌でデビューしていて…」と言って少しだけ歌ってくれました。
例によって、とりとめのないMCを挟みながら「今年はいろんな人が亡くなって…マイケルジャクソン、忌野 清志郎…彼は僕より二つほど年下で…長い間付かず離れずの…一緒に曲を作ったり、カレーライスも作ったり…当時はファミレスも無かったし…
これは二人で作った曲です」
【帰れないふたり】なんかジーンとしました。
最近のコンサートでは、だいたい歌う歌は同じなんですが、今回は【断絶】と【クレイジーラブ】あたりが目新しい感じです。
終盤の【氷の世界】ではオケピまで降りてきて踊っていました。これは珍しい。
アンコールは【アジアの純真】【渚にまつわるエトセトラ】のパフィーの2曲と【夢の中へ】、ちょっとマンネリぎみの展開。
でも最後は圧巻の【傘がない】満足満足。
現在61歳、ちょっと高い声は辛そうだけど、まだまだ現役でやってほしいな。
コンサート当日には「紅白歌合戦出場!」なんてニュースが流れていて、なんかコメントがあるかと思ったけどまったくありませんでした。
出てほしいようなほしくないような、複雑な気分です。まさか北島三郎の後ろで、他の歌手と揃いのハッピを着て踊っているのは見たくないし、いや見たいかも?
セットリスト
01 Happy Birthday
02 青空、ひとりきり
03 闇夜の国から
04 Make-up Shadow
05 とまどうペリカン
06 断絶
07 帰れない二人
08 カナリヤ
09 飾りじゃないのよ 涙は
10 リバーサイドホテル
11 ワインレッドの心
12 新しいラプソディ
13 自然に飾られて
14 クレイジーラブ
15 限りない欲望
16 氷の世界
17 最後のニュース
18 少年時代
アンコール
19 アジアの純真
20 渚にまつわるエトセトラ
21 夢の中へ
22 傘がない